MATSURI まつり事

公共団体まとめ 

※表紙の下!の、ココに「INDEX」を作成予定
 

もう一度「公」の意味について


「公(おおやけ)」とは、みんなに取って必要な「物事」を作り、それを何時でも誰でも、みんなが使えるようにすること

だけどその多くは、たった一人あるいは、今!必要としているヒトや、利用している関係者だけでは、造れないし、維持出来ないモノゴトだったりする
そして、現代っていうのは「役割ブンタン」&「貨幣を流通させる」時代だから、みんなでおカネを出し合って、それを作る

おカネがこれほど流通していない時代は、ソレは「みんなして造った」
今ならみんなで「税金」っていうおカネを集めて、造って、維持する

あるいは「これは、みんなが利用する!」ってことを発見したヒトが、おカネを集めてそれを作って販売する...

そりゃあ、俺が偉い!を競い合っていた時代なら、
そんな、お偉いさん達が、適当に「みんなに必要だと思うモノ」を、自分のトコロに集まったおカネを使って作っていた

それでも足りない場合は、ココロある指導者っていう人たちも居たから、いま!世界中の「都市」って言われる街が形成された

常に、何処かに「みんなのため!に、どうしたら良いか?」って考えているヒトがいたから、予定調和的に「今日」っていう処まで、進歩して来ていた...

確かに「解り易い」やり方を採る地域

何でもかんでも「善か?悪か?」の2つに分けることしか知らない、あるいは出来ない、思考回路しか持たない地域
そうやって、あまり悩まないで「白黒」付けられるから、現代文明の主役を張ることが出来たとも言える!?

そんな所では、常に「自分」は、善の側、正しい側に居たい!
だから何処かに、常にそれを証明してくれる「悪」を、どうしても必要とする

あるいは「自分は不幸だ!」と思える場合は、その理由を、誰か他のヒト(あるいは存在
)の所為(せい)にしたい

だから、ココロの何処かで「悪いのは、あなた」って思っている??
だから「性悪説」なんて考え方がある

そして、何だカンダと他の人、他の誰かに自分のして欲しいことを、要求する
あるいは「札束で頬っぺたを叩いて」やらせた!?
そういうやり方で、色んなモノゴトを考えて来た...

けれど「八百万の神々の国」の住人たちは、そんな色分けをしないで「善悪」あるいは「色んな妖怪」なんかが、色んなカタチで取り混ぜたカタチて、みんなが何となく認め合って、一緒に存在した...


確かに、すべてのモノゴトを「自己責任だ!」って、考えて観る

あるいは、何かを利用する場合は、その場その場で、すべてを「利用者負担」で済ませる
それぞれのモノゴトを、例えば施設ごとの「収支」を、それぞれの施設ごとの自己採算制にする

確かに、その方が管理する側は「解り易い」

だけど、みんなのための「環境」としての、必要な「公共施設」って、必ず有る
それは、具体的に見える「その場限り」の利用者負担の収入だけで、維持するべきものではない

その社会全体の「バランス」の中で、その「環境」を維持して行かなければならない施設、無くなっては困るものは「必ず有る」ワケだから、目に見える「収支」は、それこそ度外視しなければならない

確かに「民間」って言われている「企業」の中にも、まさにチャンと「公の役割」を果たしているものは、たくさん有る
ちゃんと、全体のバランスを取って、維持している会社って、たくさんある
色んな「経営努力」をする、臨機応変さは、確実に「民間」の方が、今の時代は上

まさに「いま!採算制が合わない!!」って言われている、公共施設って、たくさん有る
けれど、それが「本当に、みんなに必要か?」「あるいは何番目に必要?」っていう論議をして、限りある予算の中で「優先順位」を決める
「それが低い!?」って成ったトコの関係者に、ココロから「ゴメン」して、我慢してもらえるように説得する

何でもかんでも、おカネの面だけ!で判断する
そんな判断しか出来ない!?それを決めなければいけない立場にいる人たち
だけど、本来の「公とは、何か?」も考えられないで、何でもカンでも、簡単に「民営化」って言って仕舞う


まさに、今まで(あるいは今も)非難している人たちと、まったく「同じ穴のムジナ」

一握りの「天下り」をしちゃった人たちの所為で、アチコチから、非難ゴーゴーの「お役人」たち
その中にも、たくさん「ココロあるヒト達」はいる
それこそ「みんなの為に、どうしたら良いか?」を考えているヒト達は、たくさん居る

モノゴトを一面的にしか観ることの出来ない眼で、自分だけ棚に上げて、他のヒトを「駄目!」って言っている
そんなアタマでは、本当の「改革」は出来ない...

それこそ「五十歩百歩」の世界、結局、何も変われ無い??