何らかの、新しい関係を結ぼうとするとき、親和的な処(場所や関係)では、最初に「自己紹介コーナー」が有ったりする
けれど案外、日本人は「自分のことを話すこと」が苦手である
それは、自分について「良い話ばかり」をすると、聴いている方が、自己満なヒト!?って、思わないか?ってことが気になって、
自己演出の「ホドホドなトコロ」が何処、あるいはどの程度か??が分からなくなるから、そんなことを遣りたくない!って思っているからである
また、島国だったこと、そして比較する対象が少なかった??鎖国なんかもしていたので、長らく皆が顔見知りで「自己主張をしないこと」が美徳だった時代が続いてきたことにも、その原因がある
けれど、世の中には、色んな価値(≒勝ち!?)基準があるワケで、○○が出来る !! と自己評価しても、どの程度に出来ることが「デキル奴か?」は、その物差しの長さによっても変わって来る...ってこともある
「井の中の蛙(かわず)」は、何処にでもいた??
そして、今!は「自分からアピールすること」が美徳な時代になっている
そんな現世では、そういう風な欧米化!的な考え方が、社会の基本になっている
また、そうしないと「競争の世界」あるいは、この役割ブンタンの世界では、誰かと交渉事をする、自分を売り込まなければ、生きては活けない !?
そんな世界に成って仕舞っている...?
色んなモノゴトが、世界中を駆け巡っている、NOWイ !? 時代では、色んなモノが他と比べられる時代だから、本質的な部分を磨くよりも、如何にして「自分を着飾るか?」
その「見栄え」で勝負!が、流行っていたりする...??
元来「装飾すること」は悪いことではないけれど、過分なデコレイトは、本来の目的や本質を見失うことになる
だから、たったいま !! 発展途上の中国の産業界
そこでは、色んな薬品を使った「偽装」が行われている様だし、急いでいるときには、他のヒトと目線を合わせないで、黙々と匍匐(ほふく)前進していたりする
相手の本質を見極めるのには、時間が掛るのが当たり前
だけど、いまの時代は、みんなが皆『待つ』のが苦手になっている
すぐに「教えて!」「結果を出せ!」ってやりたがる
「時はカネなり」...だけど、そんなに急いで何処に行く?
ホントは、みんな、それ程「違いはない!」ってことが多い
けれど、相手にとって1つだけ有ればイイ
そんな場合は、色んな場面で「早い者勝ち」観があるワケで、それに選ばれなかったら、明日が無いっていうときは、やっぱり走ってしまったりする...
本当に、自分に必要なモノ
それを見極められたら、そんなに焦らなくても良い
そして、それほど着飾っていなければ、言葉で自分を偽装する必要もなくなる
だから、自己紹介の内容も短くなって行く...と思わない??
カタチだけでは、伝わらないモノ それは確かに「在る」