ヒトは、それぞれの「見ている世界」の中に、住んでいる
「音の記憶」や「香りの想い出」なんかもあるけれど、大方は自分の眼で見て来た世界で、色んなことを考える
だから、この世には、色んな「普通」が存在する
それぞれの「眼の前」にある、あるいは置かれている「状況」が、この世の中の「普通」であり、それを使って、色んな「論理」を組み立てる...
亜米利加の議会で、「会社所有のジェット機で来たヒトは、手を上げて下さい」みたいな、何となく小学校で先生が質問するような様子が、テレビに映っていた
それを聞かれた、大手自動車会社のお偉いさん達は「何で、そんなことを訊く?」みたいな顔をしていた
エライ人は、ジェット機で移動する
それが彼らにとって「普通」だから、その質問の意味が解らない
そして、いくら会社が借金を抱えて、その収支が桁違いな赤字になっていようと、彼らは自分が貰うモノはもらって、そのライフ・スタイルを変えることなんかしない
いくら経費削減って言われても、簡単に職員のクビは切れても、自分の世界は守ろうとする
だから、それをするのが当然であるし、自分の生活を変えなければ、誰も納得しないゾ!ということに考えも及ばない
何処ゾの国にも、自分の勤め先が大赤字で、ニッチモサッチも「クビが廻らなくなっている」にも関わらず、「自分たちが貰うものは、別会計!」って思っている、お役人さん達がたくさん住んでいる
今までみんながそうしてきたから、その考え方を変える必要はない!
それが「普通」って思っている
けれど、色んなモノが「廻らなくなっている」
それを変える!ためには、今の「自分の普通」を疑って観るしかない
まだ!未開の地、土地としての「フロンティア」
あるいは、その昔「蛮族」って言われた、差別できる相手がいた時代は、その土地を植民地化し、そこに住むヒトを奴隷にすれば、自分たちの「生活」を守ることが出来た
けれど、地上には、すでに「未開の地」は無くなった
そして、色んな地域、色んな「普通」が存在する
自分の世界に住んでいる誰もが、自分の「論理」だけが正しい!って思いたい
その「自分の論理、あるいは信じる論理」で、この世が廻って欲しい!
って考えて、その色に世界を合わせる様に染めたいと思って居たりもする
だけど、この世は「あなたと私」の繋がりの中で、色んなことをブンタンしていく世界になっている
絶対!っていうモノは「この世が在る」っていうことだけ
それ以外は、色んなモノが変わっていく「諸行無常の世界」である
だから、誰かに有難い!って思うことを、自分でもしなければ、その対価を得ることが出来ない様になって行く ...ハズ(≒蓮)
そんな「モノゴト」で、この世を満たして行かなければ、何時まで経っても「この世は闇」だったりする
追記/ 「作業」の中間報告
結局、 北海道の支庁用だったブログを使っての、ワールドの再構築は、それでは収まらないほど、拡がり始めてしまっている ...!?
∴ 新たなブログが増え始めている
去年の今ごろ、考えていた「オホーツクで撮った写真たち」の整理は、ホッタラカシのままになっている
いつか機会を見つけて、やるっきゃない ...哉